ミニバス合宿を通じて子どもたちの夏休みの思い出づくりの場の提供や宿泊産業の活性化を目的として「第2回南房総ミニバスケットボールキャンプ」を、丸山体育館を会場にして平成29年7月29日から30日に開催する。
このキャンプは、一昨年の夏、神奈川県横浜市から初めて南房総市へスポーツ合宿で訪れたチームと、地元チームが交流試合を行ったことが契機となり、子どもたちの交流が継続的に実施できないか、市教育委員会や地元のミニバス関係者、民宿組合が協議を重ね、昨年の7月に初めて開催した。
その結果、チームの底上げを図るだけでなく、海水浴や自然体験など夏休みの思い出づくりにも最適な企画内容が、参加したチームの子どもたちや指導者から大変好評であったため、今年度も開催することとした。
今年度は、昨年参加したチームをはじめ、県内外のチームへ呼びかけたところ、神奈川県及び千葉県内から男女合わせて15チームが参加し、チームの底上げを図る。
なお試合会場では、富浦作業所及びふるさと学舎和田浦の皆さんが軽食や特産品などの販売を行い、歓迎ムードを後押しする。
このキャンプの実行委員長を務める南房総市のミニバスチーム「クラブKAZE」の代表を務める鈴木輝明氏は「チームの父母会の協力を仰ぎ、ミニバスを通して子どもたちや指導者の交流の機会を作ることができ、大変うれしい。南房総市に訪れる子どもたちが夏休みの思い出をたくさん持ち帰れるよう温かく迎えたい。」と、受け入れ準備に余念がない。
市教育委員会では、参加する子どもたちに対して、ミニバス交流による技術の向上に加え、民宿でのおもてなし、新鮮な魚介類及び海水浴など、田舎の夏休みを存分に味わっていただき、素敵な夏休みの思い出づくりに励んで欲しいと考えている。
【投稿者 南房総市生涯学習課】